忘れても私は忘れないから

みなさん、どうもこんにちは。ピッピです。

今日はとても寒くて、雪がちらほら舞っていました。こんな日は家の中でぬくぬくするに限ります。

 

昨年の11月、かなえちゃんとかなえちゃんのお母さんと弟くんと一緒に、かなえちゃんの母方のおばあちゃんの家に遊びに行きました。

おばあちゃんは十年前に亡くなったおじいちゃんと暮らした家で、一人暮らしをしていました。

私も詳しくはわからないのですが、おばあちゃんは段々、色んなものやことを忘れてしまう病気になっていました。

かなえちゃんによると、病気になる前のおばあちゃんはとてもしっかりした人で、きれい好きでテキパキしたよく働く人だったそうです。

でも、病気の進行が思っていたよりもずっと早くて、色んなものを忘れたりできなくなったり、頑固になったりしていました。

一人暮らしを続けていくことが難しくなり、おばあちゃんは今月末に施設に入ることになりました。かなえちゃんも、多分かなえちゃんのお母さんも、なんだか悲しいような気持ちになったと思います。

おばあちゃんを施設に入所させるのに、かなえちゃんのお母さんは遠く離れたおばあちゃんのいるところまで手伝いにいくそうです。かなえちゃんはその間、弟くんの面倒を見たり家のことをしたりするそうです。

かなえちゃんのお母さんもどこか寂しそうな表情で、私はただペロリと顔をなめてあげたりすることしかできません。

かなえちゃんは、「いつか孫のことも忘れてしまうのかな」と言いました。これはトイプードルの私にはわかりません。でも、かなえちゃんがおばあちゃんとの思い出をずっと覚えていたら、元気だったころのおばあちゃんもテキパキしたきれい好きのおばあちゃんもちゃんと覚えていたら、思い出は失くさないよ、と思います。

 

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昨年、おばあちゃんの家に行ったとき、私はおばあちゃんに抱っこされました。おばあちゃんからは、かなえちゃんやかなえちゃんのお母さんによく似たにおいがしました。

外見が似ているとはあまり言われないそうですが、おばあちゃんのにおいは確かにかなえちゃんにも、かなえちゃんのお母さんにも似ていました。ちゃんと覚えていたら、思い出はいつまでも心の奥に残るよ。そう思いながら私はかなえちゃんの頬をペロリとなめました。