私がピッピになるまでの話

私は2015年の9月に、今の飼い主であるかなえちゃんの家にやってきました。

下に貼ってあるのは、私が初めてかなえちゃんに会った時の写真です。動物愛護のイベントで出会いました。ペットの里親募集の掲示板で私のことを知ったかなえちゃんが、愛護団体の方と連絡を取り、イベントで私はかなえちゃんに会いました。このころ、私はピッピではなく「ショコちゃん」と呼ばれていました。「ピッピ」という名前は、あとからかなえちゃんが付けた名前です。

 

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私はひどいアレルギーや皮膚病を持っていて、ところどころ毛は禿げて身体中がかゆくてたまりませんでした。今では考えられないくらい毛並みも悪くて、とても臭かったです。

私は過去のことをよく覚えていないのですが、おそらく、私は皮膚病になって臭くて毛が禿げていたから、前の飼い主に捨てられてしまったのだと思います。耳の後ろをかくと、いつもボロボロとフケのようなものが落ちていました。

 

2015年12月30日、それがわたしにつけられた命の期限でした。

ボランティア団体に保護された私は、インターネットの里親募集の掲示板に写真と推定年齢、性別などが載せられました。それを見つけたのがかなえちゃんでした。

 

エサはアレルギーがあるため、いつも決まったフードしか食べられません。

皮膚病があるため、週に一回は薬用シャンプーをしなければなりません。

完全室内飼育で、トリミングにも病院にも行かなければなりません。

私を飼うことは、ほかの犬に比べては条件がつきました。

 

でも、かなえちゃんの家に来たとき、「ここが新しいお家だよ。ずっとここに住むんだよ」と言われ、わたしはここを終の棲家にしたいと思いました。

かなえちゃんの家にはお父さんとお母さんがいて、弟くんもいました。騒がしい家でしたが、賑やかだなぁとも思いました。

 

私だけのベッドがありました。私専用のおもちゃもありました。かなえちゃんの膝の上で、うとうと眠るときが一番好きな時間になりました。

いつの間にか、かなえちゃんの家に来て3回目のお正月も迎えました。2015年12月30日を飛び越えていました。

 

これからも私はこの家で、のんびり暮らしていきたいなぁ、と思います。

クッションの上で前足を投げ出してぐっすり眠るとき、たまに昔のことを思い出します。捨てられてしまったこと、保健所にいたときのこと、動物愛護イベントでかなえちゃんに出会ったときのこと。

色々ありました。でも、今、こうして穏やかに暮らせていることが一番大事なのだと思います。